スペシャリストに対するトレンド
こんばんは、今日もあっという間に1日が終わりました。
ちゃんと成果が出せたのか、明日に繋がる仕事が出来たのか振り返りながら家路につきます。
さて、今日はスペシャリストのトレンドについて色々書きたいと思います。
スペシャリストとは一体何か?
まずここから整理します。
スペシャリストとは、何かの領域や技術において知見・経験のある人のことだと思います。
IT業界では沢山のスペシャリストが集まってチームを組み、プロジェクトを進めます。
例として挙げると、
・業務(担当領域別)
・インフラ(ネットワーク込)
・アプリケーション
・データベース
・マネジメント
・パッケージ
と、様々あります。
寄せ集めて、担当部分をそれぞれ面倒見ます。
技術的に隣同士だったり、一緒に考えなければならない部分はコミュニケーションをとり意識を合わせます。
この担当領域の溝でよく揉めます。
例えばネットワークとアプリケーション。
通信帯域不足でデータ遅延からアプリが円滑に動作しない、とか
障害時のリカバリ方針が違うので復旧タイミングのズレによるデータ輻輳、とか。
こういった類は、基本設計で話し合うべきなんでしょうけど、たまに凄い認識齟齬が生まれるところがプロジェクトなんです。
話が逸れました。
現在のスペシャリストは、一昔前のスペシャリストと比べ物にならないほど仕事の範囲や領域が拡大しています。
これさえ知っておけば、身につければ良いということが無くなりました。
常に新しい考え方や技術、枠組みが生まれるので、それは一体何者なのか?使えるのか?と情報の咀嚼能力が問われる時代になりました。
裏を返せば、
既にあるものを上手く繋ぎ合わせて、世の中に無かったサービスを生み出すことが出来ればリーディングに立てるということでしょう。
スペシャリストとは、ある領域や分野で右に出るものがいないほど知見がある人という定義自体は揺るぎありません。
ですが、陳腐化するスピードが激的に早くなったので、身に付けた知見を活かして新しいことにチャレンジしないとスペシャリストとして生き残れないのです。
私はこう定義します。
スペシャリスト=バックボーン
バックボーンは複数あって良いと思います。
ネットワークが詳しい人は、ハードや通信規格、様々な通信パッケージや仕組みをもっと身につければいいのです。
通信周りの業務知識もあれば、データのやり取りや通信関連はこの人がいれば事足りると。
私は通信やネットワークは疎い方でしたので、今歴史から少しずつ学んでいます。
(コールセンターの仕組みをつい最近学んで、感動しているくらい素人です)
いやはや、便利な世の中になりましたが、ビジネスマンとしては大変な時代になりました。
価値のあるビジネスマンであり続けるため、努力し続ける。
明日も頑張ります。
では、今日はこの辺で。