仮想通貨バブル
数年前に1万円で買ったものが数億円になる。
こんばんは。今日は仮想通貨バブルについて書きたいと思います。
仮想通貨は紆余曲折もありましたが、投機目的の先物商品として一定の役割を果たすまでに成長しました。
この方が述べるに、暴落はするものの、堅実に規模を拡大してゆくのではないか?と私は考えています。
https://bitcoiner.link/6473.html
ここからは私の妄想です。ご注意ください。
仮想通貨は法定通貨に成りうるか?
それはノーだと思います。
これは、先日起こした流出騒動から想像できます。
一取引所では到底賄いきれない金額が集中しているが、保証面(セキュリティ含む)では脆弱なのです。
かたや法定通貨は国の信用力=通貨の強さとしてパワーバランスがとれています。
一定幅以上の振れ幅はあるものの、常に暴落もしくは高騰なんてことは有り得ないのです。
また、中央銀行による介入により為替操作がなされるため、常に目標値へリカバリする習性が働きます。
仮想通貨はそのような機能はなく、今後も付加されないと考えます。
なぜなら、国としてもメリットがないからです。
私が日本政府で、造幣局のお偉方だったらこう考えます。
ブロックチェーン技術を利用して、日本円を仮想化する。
仮想通貨ではなく、日本銀国が発行する日本円をデジタル化する。
紙幣・硬貨をデジタル化し、国を挙げてキャッシュレス化する。
国がキャッシュフロー全てを握ることで、クリーンな社会を目指す。
壮大すぎるかも知れません。
紙幣が無くなれば刷る必要もないですし、偽札対策もしなくて済みます。
お金を保管する金庫も必要ありません。
ただ、ITコストは掛かりますが。
(メリットからすれば微々たるものでしょう。)
外国人が訪日した際、困ることは決済だそうです。日本は先進国の中でも紙幣大好き国家です。クレカ使えない店はまだまだ沢山あります。
決済をキャッシュレスにし、デジタル化した決済から様々な消費行動を分析する。
それを日本円で実施することに意義があるのです。
要約しますと、
・仮想通貨は現状は投機目的の商品としての性格が強い。
・仮想通貨が決済手段の、スタンダードにはなり得ない。
・結局は国の支援がある法定通貨が一番強い。
・だったら、法定通貨をデジタル化し、国を挙げてキャッシュレス化すればよい。
・消費行動を分析し、データウェアハウスを構築し、国の財源としての収益基盤とする。
・収益基盤の技術導入を他国へ輸出する。
今日はこの辺で。
紙幣がなくなる日を夢見て。